キャバ嬢に貢ぎ、アコム・プロミスなど借金総額300万…友も金も失う

友人に誘われキャバクラに通う様になったのは大学生の頃からです。最初は一人で行けなかったキャバクラに慣れていくにつれて一人でも行けるようになりました。大学卒業後、社会人として就職して1年目は上司や先輩に飲みに連れていかれていたので一人で飲みに出歩くことは少なかった様に思います。
社会人3年目にストレスからふと昔通っていたキャバクラに足を運んだら、自分の超ストライクの嬢がいたのです。話している内にすっかり意気投合し、その子がまだ大学生でアルバイトのキャバ嬢だと知りました。私はなんとしてもその子を落としたくて、身の丈に合わないようなボトルを入れたりフルーツ盛り合わせを頼んだりしてしまいました。

【体験者の情報】

体験者 借入件数 借金総額 借金期間
  • サイヤック成人
  • 男性
  • 29歳
  • 会社員
新生銀行、アコム、プロミス 約300万円 2013年12月‐現在

ドツボにはまった女性関係

友人に誘われキャバクラに通う様になったのは大学生の頃からです。最初は一人で行けなかったキャバクラに慣れていくにつれて一人でも行けるようになりました。大学卒業後、社会人として就職して1年目は上司や先輩に飲みに連れていかれていたので一人で飲みに出歩くことは少なかった様に思います。

社会人3年目にストレスからふと昔通っていたキャバクラに足を運んだら、自分の超ストライクの嬢がいたのです。話している内にすっかり意気投合し、その子がまだ大学生でアルバイトのキャバ嬢だと知りました。私はなんとしてもその子を落としたくて、身の丈に合わないようなボトルを入れたりフルーツ盛り合わせを頼んだりしてしまいました。

一度や二度なら良かったのですが、その嬢から今月売上が厳しいと連絡が来るとすぐに駆けつけたり、アフターの際に高級レストランへ連れて行き、ブランド物のバッグをプレゼントしていました。もちろん、向こうからプレゼントをせがまれたわけではなく、全て自分の意志で行動しました。

給料に見合わない行動ばかりしていたので貯めていた貯金はみるみる減っていましたが、その子が喜んでいる顔を見るだけで僕は幸せでした。そして、手元にお金が無いタイミングでお呼びがかかることも増え困り果てていた時に、新生銀行のノーローンを知りました。1週間なら何回借りても無利息という謳い文句に誘われて、1週間乗り切れば給料が入るという安心感から借金に手を染めていったのです。

一番最初は新生銀行のローンです。当初の枠で100万円借りれるように申請しておき、給料までの繋ぎとして5万円借りたのが借金地獄の幕開けだったんだと実感しています。
ノーローンを利用すれば1週間の内に返済すれば無利息ということもあり、当初は借りたお金を無利息で返すことが出来ました。
初めて利用した時に、これなら多少資金繰りに困っても1週間我慢すれば大丈夫だと勘違いしていたと思います。

借金に対して全くいいイメージを持っていませんでした。
しかし、ノーローンで無利息返済をしていた段階では、利息を支払っていないのだから自分が借金をしているという意識がかなり少なかったです。
そんなことよりも、自分を必要としてくれているキャバ嬢に、何回でも会いに行けるという土台ができたことの方が当時の自分には重要なことでした。

返済の為の借入地獄

キャバクラにいるお気に入りの嬢を求めて約1年が経った頃から、ノーローンを無利息で返済できないようになっていました。
枠で融資を受けていたので、お金が足りなくなったら都度借入をして、月々の給料で交際費が賄えない時はボーナスを充てにすることが多くなっていきました。

しかし、男としてお気に入りの嬢にはそんなことを悟られたくなかったので、いつでも会いに行くというスタンスは変えたくありませんでした。
お金が足りなくなって、家賃の支払いを待ってもらったり、水道光熱費を口座引き落としのある一定の日に払えなくなっていきました。
親や兄弟に借金のことは相談できず、自転車で20~30分の距離にある実家に良く顔を出し、ご飯を食べさせてもらってお風呂に入って自分のアパートに帰るという生活をしていました。

しかし、金銭感覚が崩壊して歯止めが効かない状態にあった私は、当初月々の返済が1万だったものが2万、3万と徐々に増えていったのです。そしてあっという間に当初の枠である100万円の借金に到達した時、悩みに悩んだあげくアコム・プロミスなどの消費者金融の力を借りることを選んでしまいました。

それからというもの日々の生活は困窮を極め、正直自分でも何をしていたのかわからない毎日を過ごしてきました。
今思い起こしても、常に食費を削りお腹は減りすぎてわけがわからず、仕事中もミスが増えるようになり集中力が一切ありませんでした。

滅多に会うことのできない友人から連絡が来ても、わざと気が付かなかったふりをしています。夜になり、辺りが暗くなってくると、自分自身情けなくて涙が出ることもありました。
借金を返し終わることが出来たら、今度は人並みの生活を味わってみたいと切に願います。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*